内田鋼一さんのカップ

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世田谷 夏椿 2009年12月

内田鋼一さんのカップです。そば猪口や湯呑にもなるサイズ。エナメル調の白釉に茶のストライプが施されています。昨年行われた「昭和の食卓展」()で展示されていたものです。このラインの配色が、昭和レトロなイメージを彷彿とさせます。かつて北欧のアラビア社やグスタフベリ窯のコピーが日本に出回った頃に作られていた量産のカップやプレート、メラミン樹脂のチープな造りの食器などに見られたデザインだったように思えます。重厚な器から軽やかな器づくりまで、幅の広い内田さんを感じるカップです。

by sora_hikari | 2010-01-31 23:34 | 内田鋼一さん

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