tamiser kuroiso

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栃木県黒磯にあるtamiser kuroisoへ行ってきました。那須高原の観光の拠点にもなるJR宇都宮線の黒磯駅から程近い道沿いにあります。そこは昭和6年に建てられた元タクシーの木造車庫。恵比寿でアンティーク店タミゼを営む吉田昌太郎さんと、奥様のスタイリスト高橋みどりさんが、こつこつと2年をかけて今年9月にオープンしたギャラリーと住居になっています。東京暮らしを続けながら、週の2日間だけ黒磯に移動し過ごしておられるそうです。元々、吉田さんのご実家が黒磯というのがご縁のようです。タクシーを操車していた建物だけあって床面積が広く、木造の梁が渡る高い天井の空間はダイナミックです。この場は単なるギャラリーというよりも、那須観光に来られた方々に地元の旅を楽しんでもらうための案内も兼ねた所になっているそうです。ギャラリーに並んだ品々もそんなコンセプトに沿った古物、古書、生活用具などが選ばれています。また住居としてお使いになっている建物は中に入ることは出来ませんが、窓越しに室内の様子を見ることができます。どちらの内装も手抜きのない設えで、建物の古い味わいと大きな空間をバランス良く演出されていて、とても見ごたえがあります。吉田さんと高橋さんは、それぞれの分野でご活躍されていて日々お忙しいと思うのですが、敢えて時間に追われる日常から少しだけ離れて暮らしを楽しむために作り上げた場のように思います。お互いに、物事に新しい視点や価値観を見出すお仕事を手掛けられているだけに、ここはお二人の暮らし方提案そのもののようにも思いました。東京からの移動の間、着いてからの過ごし方、そこを訪れる人との出会い。都会とは少し違う時間や人間関係がそこでは生まれるように思います。黒磯と言えば、カフェのお手本として訪れる方も多いCAFE SHOZOもある所です。那須の豊かな自然と味わいのある黒磯の町を体験しに、少し気持ちにゆとりを持って出掛けてみるのがいいかもしれません。

※建物の写真はご許可を得て撮影させて頂きました。


tamiser kuroiso
栃木県 那須塩原市本町3-13
月曜、火曜日の2日間のみ営業(11:00~18:00)
※仕入れなどで休業の週もあるようですので、ホームページでご確認下さい。


by sora_hikari | 2009-11-14 09:15 | 見て歩き

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