2009年 09月 02日
高田竹弥さんのオブジェ
代官山 イッツ 2009年8月
三重県伊賀丸柱で制作されている高田竹弥さんのオブジェです。ペンキが重ねられた古材で構成され、舟の形をしています。記憶が塗り込められたようで、見ていると心の奥に寂寥感が湧いてきます。朽ちた舟が澱んだ流れに繋がれたような静的な時間。小舟というメタファーに、どこかしら黄泉路への渡しといったイメージが伴うからなのかもしれません。
※こちらの取材記事に高田さんのアトリエが紹介されています。
by sora_hikari | 2009-09-02 00:39 | 高田竹弥さん