常設展示 8/30-9/9



営業のご案内です。8/30から9/9までは常設展示期間となります。夏期休暇の間に仕入れてきた器も並びます。どうぞお出掛けください。


営業カレンダー
8/30(土)~9/2(火) 常設展示
9/3(水)、4(木) 定休日
9/5(金)~9(火) 常設展示
9/10(水)~12(金) 定休日および設営日
9/13(土)~23(火・祝日) 小嶋亜創展 ※会期中無休

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
営業時間/11:00~18:00
地図



# by sora_hikari | 2014-08-30 01:32 | おしらせ

夏期休業 8/20 - 29



8/20(水)から8/29(金)までの間は、夏期休業となります。長期の休みとなりご迷惑をおかけします。何卒宜しくお願い致します。


営業カレンダー
8/20(水)~29(金) 夏期休業
8/30(土)~9/2(火) 常設展示
9/3(水)、4(木) 定休日
9/5(金)~9(火) 常設展示
9/10(水)~12(金) 定休日および設営日
9/13(土)~23(火・祝日) 小嶋亜創展 ※会期中無休

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
営業時間/11:00~18:00
地図




# by sora_hikari | 2014-08-20 14:05 | おしらせ

器考:生活工芸



最近よく聞く「生活工芸」なる言葉。

美術工芸でもなく、茶陶でもなく、精神論的には民芸に近かろうけど、それも違う。かといってクラフトだと従来のライトなイメージに成り易い。ということで、ここ十数年来の今の暮らしにフォーカスされた工芸品を言い表そうというのが「生活工芸」ということだろうか。

それはじじ臭いヤキモノではなく、えらそーな茶碗ではなく、かび臭い古民具でもない。かといってポップなデザインものでもない。多くは思想的反逆ではなく、受容的態度の洗練された手造りの生活道具の一群である。男子目線よりは女子目線。より生活に近い、普段使いのものを対象とする。

使って楽しむ側からすれば、わざわざ言葉として定義づける必要もなかろうが、一方で記号にしなければ意味を理解しないアカデミックな領域の人々もいるのだろう。そういう役割として「生活工芸」と言語化する意義は大いにある。

かつてはある種の権威や閉鎖性に対するカウンターであったであろうが、今やそちらの方がメインストリームの「現象」である。なぜなら、昔のように工芸界のややこしい参入障壁もなければ、少しの技量とセンスが伴えば、開かれたマーケット(クラフトフェアとか)において、「作家」なるデビューも比較的安易である。今や、暮らしの道具が全盛の時代となった。いわば平成元禄なのだ。多分。

使う側には、誠にありがたい時代ではなかろうか。センスよく、使い勝手のよい生活道具を、かなり安価に手にすることができる。作り手も素直で、感じがよい人ばかりである。暮らしもつつましく、ぎりぎりの価格設定で提供することを苦にしない。

これは時代の「現象」なのか。俯瞰してみれば、枯渇する資源や経済的な閉塞感に対する時代のバランサーのように思う。作る側と使う側の距離の近さ。生産と消費の均衡。その範囲で満たされる精神世界。今の時代、大きな思想よりも、幸せの答えは、身近な足元にあるのだ。

しかし、一旦記号化された言葉は、やがて形骸化することも事実である。表層的な「生活工芸」なるものが蔓延すれば、その生成期の意味は薄まり、単なるスタイルになり兼ねない。そう、流行った時点でブームは終わっているように、次の模索の旅がはじまるのである。今のように開かれた工芸の時代にあっても、やはり階層化されるし、特定のスノッブな一群も存在する。そして、そこに近づきたい人ばかりが溢れている。

総論賛成。各論異議あり。少しづつ、次に向かって振り子は動いている。今が弥生のような実用向きの時代だとしたら、これからは呪術的な縄文の精神性も求められるのかもしれない。「生活工芸」に感謝しつつ、次の何かを見てみたい今日この頃なのです。

※写真は、岡モータースのブレッドさん。本文とは全く関係ありません。

# by sora_hikari | 2014-08-19 18:59 | 器考

器考:ああ余剰



世はお盆。人もまばらな日も良いものです。現在、常設展示期間となっております。

さて、うつわは必要か?

人の生命を司る「食べる」ための道具ですから、当然必要なもの。但し機能だけで見れば、古くは葉っぱでも良く、まあそこまで極端でなくとも現代はホームセンターなどで手に入る食器で十分でしょう。時にそちらの方が優れている場合もあります。しみづらく、重ね易く、手に入り易い。陶磁器の技術的進化の過程で見れば、焼締めや粉引などはむしろ退行した技法ですから、一概に手造りの器ばかりが優れているとは言えません。しかし大量生産された味気なさを除けばの話ではありますが。

では何故、作家ものの器、骨董の器、またはデザイナーの器を選ぶのか?または、選んで欲しいのか?お店側の目線ですから、ご判断はお任せしましょう。

今時分のうつわは、人を呼んでもてなす機会の減った現代の暮らしにおいては、自己顕示をする要素が希薄である分、それを使う人の気持ちの満足度という私的なウェイトが大きいと思います。また骨董的価値の高さや美術工芸的な秀逸さのあるうつわを所有しようとする特殊な層も、日本の経済状況に比例して大きくシュリンクしていることも事実でしょう。

うつわは見ても触っても、映画や遊戯施設のアトラクションのような過激な刺激はありません。何も語らないし、手に包んでも涙など流れてきませんが、確かに心に届く何かがあるように思います。これは知識だったり情報だったり、いろいろな経験の積み重ねから醸成されていくものです。親の世代から良いもの受け継いできたご家庭もあると思いますが、多くは後天的に得る感性ではないでしょうか。それは自分の目を開いてみないと、決して届くことのない、わずかな感性だと思います。とても微細な感覚。震災がおこれば、吹いて飛ぶような余剰なことかもしれません。

でもですよ。人はそういう微妙なはざまに喜怒哀楽を感じながら、生きざるを得ない存在なのではないでしょうか。決してうつわだけの事ではありません。いや器でなくてもいいのです。きっと人それぞれ、そういう無駄なことに意味を見出すことが大切なことのように思います。夕日を美しいと思う、花を愛でる、生きるだけの機能を求めるならいらない感性なのかもしれません。

器は、食を彩る文化とか料理の着物とか、言い方はいろいろありますが、突き詰めれば、用途を超えた「余剰」な部分にこそ、意味が隠されているように思います。暮らしの道具としての役割。向こう側にある味や会話。モノとしての所有感。精神的な充足。それは自分の内面を豊かにする、とても繊細なセンサーなのではないでしょうか。そういう関係性を養う力が、作家などの手造りの器にあるのではないでしょうか。そんなうつわの「余情」を楽しむことが出来る人が増えれば素敵なことだと思います。

但し、度を過ぎないことが大切ですが、、、。個人の経験として。

写真は、現在展示中の田村文宏さんの灰粉引の汲み出し。2,000円(税別)。本文とは特に関係ありません。


営業カレンダー
8/15(金)~19(火) 常設展示
8/20(水)~29(金) 夏期休業
8/30(土)~9/2(火) 常設展示
9/3(水)、4(木) 定休日
9/5(金)~9(火) 常設展示
9/10(水)~12(金) 定休日および設営日
9/13(土)~23(火・祝日) 小嶋亜創展 ※会期中無休

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
営業時間/11:00~18:00
地図




# by sora_hikari | 2014-08-18 01:04 | 器考

「猿山道場 東京決戦」のお知らせ



8月12日(火)~26日(火)に、「猿山道場 ~東京決戦~」を東京・中野ブロードウェイ2階にあるBar Zingaroにて開催いたします。川越うつわノートで実施した「猿山道場」と「門下生展」を合わせた展示内容となります。猿山プロダクツと、門下生9名のうつわをまとめてご覧頂ける機会です。展示に加えて、トークショーや似顔絵イベントも開催いたします。また、「Bar Zingaro」では、コーヒー、お酒などの他に、この季節ならではの、かき氷や有機冷茶も楽しめます。暑い夏を涼やかに。遅い時間までオープンしておりますので、ぜひこの機会にお出掛けください。


猿山道場 ~東京決戦~
2014年8月12日(火)~26日(火)まで
会場:Bar Zingaro
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ2F (地図
月〜木・日曜  11:00~ 21:00
金・土・祝日・祝前日 11:00~23:00
ホームページ

1)トークショー (村上隆さん猿山師範と門下生たち)
8/15(金)19時~
詳細:facebookページ

2)堀道広さんの似顔絵イベント
猿山道場の漫画を描いた堀道広さんによる似顔絵「チンプラ」開催
8/24(日)15:00〜(予定)
詳細:facebookページ


# by sora_hikari | 2014-08-11 16:31 | 猿山道場

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