「打田翠展 ヴィーナスの果実」 開催のお知らせ

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10月1日(土)から9日(日)に開催する「打田翠展 ヴィーナスの果実」のお知らせです。

今回、打田翠(うちだ・みどり)さんの作品イメージから「ヴィーナスの果実」と銘打ちました。ローマ神話の愛と美の女神、ヴィーナス。その体のごとく滑らかで豊かなフォルム。熟れた果実のような奥行きのある色。女神のエロスと優しさが共存する造形物。それを手にする人を幻惑の世界に引き込むのです。

打田さんは、岐阜県瑞浪市にて制作する女性陶芸家。大阪芸大陶芸コースを卒業した後、さらに多治見意匠研で独自のスタイルを築きました。その特徴は、曲線的なフォルムと楽焼や炭化焼成による変化に富んだテクスチャーです。楽焼とは「手捏ね」と呼ばれる方法で成形した後、低温で焼成した軟質施釉陶器のこと。打田さんの場合、金属粉を粘土に練り込んだ後に、ろくろを使わず手捻りによって滑らな形に成形します。約1000度の窯で焼成後、まだ熱いうちに引き出して炭化・急冷させることで、ひとつひとつ変化のある質感が表れるのです。

成形も焼成も意図的に行う作業ですが、最終段階で作品の表面におこる変化は、人智の及ばぬ神秘的な力によって生み出されます。打田さんは、仕上げを神の手に委ねるこの表現手段に創造性を感じているのです。

今回、このような手法による花器、オブジェの他に、日常使いのボウル、プレート、カップが並びます。「ヴィーナスの果実」。それは禁断の実か、はたまた至福の美か。どうぞ皆様もその誘惑にご自身の身を委ねてみてください。店主

打田翠プロフィール
1983年 兵庫県神戸市生まれ
2005年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2016年 現在 岐阜県瑞浪市にて制作


打田翠展 ヴィーナスの果実
Midori Uchida Venus Fruit
2016年10月1日(土)~9日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
在廊日 10月1日(土)・2日(日)・9日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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# by sora_hikari | 2016-09-26 11:11 | 打田翠

「 光藤佐 展 気韻生動 」 ありがとうございました

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光藤佐 展 気韻生動 」は、本日終了しました。長雨続きにも関わらず、たくさんの皆様にご来店頂き厚く御礼申し上げます。

光藤さんは1962年生れ。現在53歳。食器づくりで数をこなしてきた経験をもとに、今後は薪窯の1点ものにも集中して、益々円熟みを増していくことでしょう。

器はバランスが大切。外形的な美しさを求めるには、それをどう捉えるかという内面的な視座が必要です。さらに最終的には使う人とのセッションであること。大きな存在に委ねる心。自然調和の概念こそ、器の勘どころに繋がるのではないでしょうか。

写真は作者近影。その風貌から高倉健さんの役どころを思い浮かべました。いろいろな過去を背負いながら、今は寡黙な作り手といった感じ。ご本人の許可はとらずに書いておりますので、ご容赦の程を。

お持ち帰りになられました器を座辺に置いて、どうぞ日々お付き合い下さい。この度はありがとうございました。


今後の営業案内
9/26(月)~30(金) 搬出・設営休み
10/1(土)~9(日) 打田翠展 会期中無休
10/10(月)~14(金) 搬出・設営休み
10/15(土)~23(日) 森岡成好展 会期中無休

営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


# by sora_hikari | 2016-09-25 18:16 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 本質

光藤佐 展 気韻生動 」の8日目。会期は明日25日で終了となります。

茶碗と花入。

近年取り組んでいる志野・黒織部・瀬戸黒。美濃桃山陶を本歌としますが、産地の約束事(土・造り・焼き)に則したものとは異なり、光藤さんが咀嚼して作る茶碗です。時に定石を外したものが、本質を捉えることはままあることです。実際に手に取りお確かめ頂ければと思います。

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 志野茶碗

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 黒織部茶碗

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 瀬戸黒茶碗

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 灰瓷四耳花器

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 鉄地象嵌梅瓶

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 瑠璃釉花入


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


# by sora_hikari | 2016-09-24 18:05 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 風流

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の7日目。会期は残り2日となりました。

白磁に書かれた赤絵。ご覧の通り、筆による朱色の漢字が書かれています。下地の白を活かしたリズミカルで風通しのよい運筆です。いずれも自然を詠った言葉が選ばれています。

いまや風流風雅の世界は、その抽象性から特定の和趣味の範囲に留まりがちですが、本来誰しも持ち合わせた高度な感性です。言葉の意味と共に、その行間にある風流を感じて頂ければと思います。

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 赤絵大壺(いろはにほへと)

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 赤絵大鉢(月静林無、葉雲寒菊有花)

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 赤絵ぐいのみ(無一物、福如雲、如白雲、無量壽)

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 赤絵一輪挿し(日高く花影を散じ風定まりて竹に聲無し)

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 赤絵湯呑み(雪月花、鳥歌花舞)

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 赤絵飯碗(花鳥風月)

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 赤絵飯碗(春蕪秋野)

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 赤絵掛花(花鳥風月)

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 赤絵掛花(陽月山河燃)


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


# by sora_hikari | 2016-09-23 18:05 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 釉たまり

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の6日目。

白磁の片口と高台皿。片口とはいえ、平鉢は見込みが広く酒器よりも盛り付け鉢として。いずれも薪窯で焼かれたものです。口縁にまかれた鉄分が程良いアクセントになっています。何といっても一番の見所は、見込みに溜まった透明感ある緑色の釉調でしょう。

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 白磁片口平鉢6寸

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 白磁片口平鉢5寸

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 白磁面取高台皿(5寸、6寸)

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 白磁面取高台片口


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


# by sora_hikari | 2016-09-22 19:58 | 光藤佐展2016